環境事業

管路更生工事

■調査更生工事

ご案内したいのは私どもで施工可能な管路の調査業務・管路の更生工事についてです。
私どもで数年前までは行えた下水道メンテナンス業務といえば管内カメラ調査業務のみでした。
数年前より高圧洗浄車と吸引車を導入し、さらに管更生施工車を導入し、管の調査やメンテナンスが社内で行える体制を整えています。

管更生工事や管内調査は、手の届かない場所の作業だけに技術と経験を要求される業務です。
上達にはとにかく施工しか方法はありません。全国各地で元請・下請問わず管路調査業務、管更生業務の経験を積み上げました。

簡単ではありますが管内調査・管内洗浄・管更生工事について記載しています。

1.管内洗浄

  • 工程
    ●高圧洗浄車による洗浄
  • 施工解説
    ●上流側にプラグ(汚水止)を設置し排水を一時的に堰き止めます。
    ●迂回管路がない場合はポンプ等で水回しが必要になります。
    ●止水後、プラグの下流側へ洗浄していきます。
    ●堆積物は吸引車で吸引します。

2.管内調査

  • 工程
    ●TVカメラ車による調査
  • 施工解説
    ●カメラ車によるカメラ調査
    ●上流側もしくは下流側から管内カメラを入れて調査します。

3.調査結果のご報告

  • 施工解説
    ●ビデオテープやDVDにより調査結果を報告します。
    ●TVカメラ車による調査の結果、補修が必要と認められた場合。
    ●開削工事をしなくとも管路をリニューアルすることが出来ます。

4.①管更生工事

  • 工程
    ●洗浄車による管内洗浄。
    ●スリップシート敷きこみ
    ●樹脂ライナー引き込み
  • 施工解説
    ●上流側にプラグ(汚水止)を設置します。
    ●迂回管路がない場合はポンプ等で水回しが必要になります。
    ●再度洗浄車による管内洗浄を行います。
    ●加熱・加圧すると硬化する特殊ガラス繊維のライナーを管内に引き込みま す。
    ●ライナーを痛めないように下にスリップシートを敷いて引き込みます。

4.②管更生工事

  • 工程
    ●加圧
    ●硬貨したライナーの管口処理
  • 施工解説
    ●引き込んだ管を蒸気ボイラーによって加圧します。
    ●ライナーは2時間で硬化します。
    ●その後冷却します。
    ●硬化したライナーの上流と下流の管口の処理を行います。

4.③管更生工事

  • 工程
    ●穿孔機による作業
    ●完成
  • 施工解説
    取付管が有る場合
    ●最後に穿孔機とカメラ車で取付管のある位置に硬化したライナーに孔をあける作業が必要です。
    ●以上により開削工事を行う事なく管路をリニューアルすることが出来ます